エトルスカンスタイル カンティーユ シルバーピアス

エトルリアは紀元前の北イタリアで繁栄を誇った、
高度な技術や文明を持った古代国家。

1850年代にエトルリアの遺跡から発掘された考古学的価値を持つ宝飾品は、
当時のジュエリー界に大旋風を巻き起こしました。

特に微細な粒金を使って表現した、
ダイヤモンド等のジェムストーンに頼らずに作り上げる世界観のジュエリーは、
当時のジュエラーが技を競い合うように作り、
大流行しました。

こちらのピアスには、
エトルリアのジュエリーにも使われた、
極めて細い銀の線を自在につなぎ合わせてデザインを作る、
カンティーユという技法が使われています。

ドーム型のベースに乗せて作られているので、
恐らく少し後の時代にスタイルを模してデザインされたものと推測しています。

背面にやメーカーズマークと思われるLMPという刻印と、
シルバーの品位を示す800の刻印があります。

＊素材 シルバー800
＊サイズ 直径1.5cm
＊重量 5.6g(両耳計)