天然アゲート アンティーク フォブシール(鑑別書付)

ジョージアン時代のアンティークのインタリオのフォブ。
今から約200年前のお品になります。

フォブとは元々懐中時計に付けるアクセサリーで、
日本の根付のように装飾品として大変好まれていました。
中でもフォブシールは個人を証明したり手紙の封緘等にワックスと共に使われ、
実用的な用途も果たしながらファッションとしても個性を表現出来る、
アンティークならではのお品です。

インタリオとは面に嵌められたストーンに、
個人のイニシャルや紋章などが陰で彫刻されたもの。
スタンプの他、指輪やフォブとしてジュエリーの形になるものも多く、
書類や封筒などにワックス(蝋)を使って押印するのに使われていました。

刻印がされていない状態ですので、
これからご自身の判としてお使い頂くことも出来そうです。

フレームの部分にはフラワーモチーフがあしらわれており、
元々の持ち主は女性だったのかもしれません。

恐らく作られた当時ウォッチーキーとして作られたもので、
懐中時計のゼンマイを巻き上げるのに使用されていたものと思われます。
巻き上げる部分が恐らく根本から切り取られ、
若干フレームに残っています。

大変古いものですので、
背面に摩滅による変色が見られますが、
アンティークの風合いを大切に感じて下さる方にお届け出来ればと思います。

＊素材 ゴールドケースド カーネリアン
＊サイズ ストーン 1.4cmx 1.8cm 全長3.5cm
＊重量 10.0g
＊年代 1800年代前半頃

※フォブシールのみの販売で、撮影用のチェーンなどの小物は付属致しません