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Amelie Antique

サフラジェット チェーンブローチ

サフラジェット チェーンブローチ

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19世紀末から20世紀初頭、
イギリスの女性にまだ参政権がなかった時代。

女性たちは自分たちの権利を自分たちの力で掴み取ろうと、
婦人参政権を求めて声を上げ始めました。

急進派と言われるグループのメンバーのことを「サフラジェット」と呼んでおり、
レンガを百貨店に投げつけたり、
ポストに放火したり、
かなり過激な方法を使っていたそうです。

彼女たちが動き始めたことで、
広く女性にも参政権をという世論が動き始めます。

広報に用いられた紫(尊厳)、白(純粋さ)、緑色(希望)は活動を象徴する色となり、
この3色組み合わせのリボンを身に着けたり、
そしてアメジスト、パール、ペリドットを用いたジュエリーを身に着けることで、
自分たちの意思を表現したそうです。

こちらの少し力強い、
少しメンズライクなデザインも、
女性が力を得ようとする動きの中で流行しました。

イギリスの全ての女性が参政権を得たのは、1928年。
先人たちが拓いてくれたことに感謝しながら、
私たちも次の世代へより良い社会を繋いで行けるようにと、
改めて感じます。

背景の説明が長くなってしまいましたが、
ゴールドトーンメタルは100年以上経っても光り輝いています。
彼女たちが叶えたかった希望を想い、
身に着けて頂けたらと思います。

C型のクラスプは問題なく留まります。

*年代 1900年代頃
*素材 ゴールドトーンメタル
*サイズ 4.0cm×0.7㎝
*重量 5.9g