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Amelie Antique

ジョージ6世 アノインティングスプーン ブローチ バーミンガム 1936年

ジョージ6世 アノインティングスプーン ブローチ バーミンガム 1936年

通常価格 ¥18,000(税込)
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聖油を塗る(anoint)ことを象徴したアノインティングスプーンをそのまま小さくデザインした、
1936年の刻印のあるメモリアルなブローチ。

ジョージ6世が兄であるエドワード8世の退位により即位したのは1936年の12月11日のこと。
エドワード8世は「王冠を賭けた恋」と言われた恋のお相手の女性との結婚のため、
即位後わずか325日で退位した国王です。

ジョージ6世の戴冠式は1937年5月12日に執り行われましたが、
この日程は元々エドワード8世の戴冠式のために予定されていたもの。
日程を変えずにジョージ6世の戴冠式が行われました。

こちらのブローチには1936年の刻印があることから、
スプーンは元々はエドワード8世のために作られたものだったのがそのまま販売されたのか、
当時のイギリスの混乱を想像して想いを巡らせています。

ケルト紋様の様な、古来より使われて来たモチーフを組み合わせた、重厚なデザイン。
顔(頭部)の様なモチーフが使われており、
ケルト人には人頭崇拝の風習があり、神聖なモチーフとして崇められています。

実際に使えるサイズのスプーンもコロネーションの記念に流通したようですが、
こちらのブローチを見るとこのサイズにこの模様を…と、
手に取って驚くほどです。

またヨーロッパでは古来より
「銀のスプーンを赤ちゃんにくわえさせると、一生食べ物に困らなくなる」
という言い伝えがあり、
現在でも出産祝いに銀のスプーンを贈る習慣があります。

中世では銀のスプーンをはじめとした銀食器は富の象徴であり、
英語で「銀のスプーンをくわえて生まれてくる」という言葉は、
裕福な家に生まれたことを意味します。

また銀は毒薬として使われることの多かった硫化ヒ素で変色するため、
毒味に使用されるものでもあり、
「魔除け」の意味で贈られることもあったようです。

ホールマークは下記が刻印されています。
メーカーズマーク L&W
スタンダードマーク スターリングシルバー
アッセイオフィスマーク バーミンガム
デートレター 1936年

様々な想いや願いが込められることの多かったスプーン。
ブローチとして、どなたかに贈られるのもとても素敵だと思います。

ピンに多少の緩みがありますので、
落下防止のシリコンキャッチを付けてお届け致します。

* 製造国 イギリス バーミンガム
* 素材 スターリングシルバー
* サイズ 4.7㎝×1.1㎝
* 重量 2.6g
* 年代 1936年